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人間の表情や仕草、習性・習慣といったものは、本来、自分でも意識されることのない無意識の世界であって、これが人間の表面的な表情といったものを作り出している。 もちろん、意図的に意識して、そうした表情を作り出している場合もある。そうしていつの間にか、自分でも気づくことのないまま、それが自分と相手とのコミュニケーションの方法になっていて、自分でも知らぬ間にそうした自分を意識していて、そしてそれでもって、相手との交流と交感の手段にしているのである。 肉体自身の作用といったものが、それ自身で感じ方といったものを共有しているのである。自分の中で、そして相手との関係においてもまた、記憶していたのである。肉体自身の中の、意識が届くことのない世界で、そうした記憶が肉体の作用として保存されてきたのである。 意識とは別の肉体自身の作用として、そしてまた、種としての固有の特殊性として引き継がれ、保存されてきたのである。そしてそれが下地となって、あるいは背景となって、そこから浮かび上がって現れ出てきているのである。そしてこれが、表情や仕草であって、日常の習慣といったものなのである。 |
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2019-0507-0511