index< 日誌 ai原理 <  24a-16「遺伝と適応1」p9

1、同じではない。


ある種の動物が共有する表情や仕草、そしてその行動パターンといったものが、老若のすべての個体に共通であるとすると、これをもってその種の特徴とし、また、持って生まれて来たところの本能的で遺伝的なものということが出来る。

しかし、こうした考えは誤解を含んでいる。ぼやけて曖昧で、境界線があやふやなのである。すなわち、動物を含めた生物は環境によって左右されるのである。自然選択によって、適応できない者は滅びて消えてゆくのである。遺伝的な条件だけでは生きて行けないのである。

すなわち現実の、自分が生きている環境に合わせるしかない、ということなのである。そしてこの環境というのが、どこでも多かれ少なかれ、みんな違うということなのである。

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2019-0507-0511