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あるいはまた、それは人間の身体を覆う筋肉組織についても、そのまま言えることである。筋肉のチカラが作用するのは一方向の収縮のみであって、膨張の際にはゆるむだけであって、この方向にチカラが作用することはないのである。 この筋肉の収縮によって、その筋肉の両端が引っ張られ筋肉の運動が遂行されるのである。それは同時にまた、これとは反対方向への筋肉の作用は、ほとんど無力であるということである。 そしてこの反対方向、すなわち、身体の筋肉を元の状態に戻す作用は副交感神経によってなされる。緊張する筋肉の解散、弛緩、分散、そしてその飽和という方向へと作用する。このようにして、日常の世界へと戻ってゆくのである。 |
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2019-0511-0513