index< 日誌 av表情 < 24a-31「目の表情」p4

4、不随意筋。


例えば、これが暴力的争闘の前兆であるならば、腕と脚の位置、そして何よりも目の動き、そして相手との距離の間合いを計っている。攻撃と防御のタイミングを探っている。

またこれが頭の中だけの神経戦であるなら、目の動きと身体全体の表情、一挙手一投足の動きに注意して、いったい何を考えているのか探ろうとする。それが不自然で意図的な仕組まれた動きなのか、それとも身体内部からの自然な動きなのかを見極めようとする。

自然な動きというのは、人間の意志によって動く随意筋ではなく、意志とは別の肉体自身が動かしている不随意筋のことなのである。だから表情に不随筋が優勢であるなら、それは本人の意志や感情以前の、もっと深い所からの情緒によって動いているということになる。そしてこれが自然なポーズなのである。

戻る。                履歴へ

index< 日誌 < av表情 < 24a-31「目の表情」p4

2019-0511-0513