index< 日誌 ar象徴< 24a-52交感 1 「共有」p8

7、同一性。


この印象と符号を基にして、これがスイッチになって身体内部の様々な組織や器官、感覚や神経や骨格、臓器といったものが繋がり、拡がり、重複し、錯綜し、迷走と混乱を繰り返しながらも、連鎖し連続している。

そしてこのような、数万数億年という無限の繰り返しといったもが、それぞれの種にとっての、連鎖するスイッチのパターンといったものを作り出したのである。自律し自己完結した、そしてそれが定形化し固定した、肉体の営みの原理とシステムを作り出したのである。

これは連続しているのであって、また、連鎖し、連携しているのである。さらにまた、これが拡がり、繋がり、時を超えて継続して行くのである。そしてこの時間的な連続性が自己の同一性なのである。そしてまた、このような同一性自体が、その中に自律した原理の存在を示唆しているのである。

戻る。                 続く。

index< 日誌 ar象徴< 24a-52交感 1 「共有」p8
2019-0519-0523