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必要に迫られて、または習慣に基づいて何かをしようとしていて、そしてその中断を余儀なくされた場合。すでにしようとしていた筋肉や骨格、身体のポーズや表情といったものを反対方向へ、すなわち、元にあった場所に戻そうとする。

意識してそうするにしても、また、それが無意識であっても、そうした身体の動きにならざるを得ない。このようにして、自分が日常へと戻ることが出来るのである。

しかし、こうした動作や表情といったものが、それ以前のところでコミュニケーションの手段にもなっている。ポーズや表情といったものが、実際の行為とは別の意味で、それだけで意志表示と相互理解、交流と交感の手段になっているのである。

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2019-0523-0526