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5、たましい。


それは同時にまた、自己の出発点でもあって、精神の原初的な状態であって、ここから社会のシステム、宗教や政治、文化といったものがカタチ作られてきたのである。

だからまた私たちは、過ぎ去りし今は無き過去の文明や歴史の中に、自分と何か共通するものを感じることが出来るし、また、目には見えることのない精神のカタチといったものを知ることが出来るし、その境界線と領域を理解することも出来るし、そしてまた、自分の中にそれを見つけることが出来るのである。

異なる精神の間を行ったり来たり、ふれあい、感じ合い、交感し、交流し、共有することが出来るのである。目には見えないけれども、それでも何か大切なものを感じ取ることが出来るのである。民族としてのタマシイの世界を見てしまうのである。

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2019-0523-0526