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果てしのない同じことの繰り返しといったものが、自己と他者を区別して、自律した自意識と情緒の世界を作り出している。そしてこれを基にして、そこから正義や信仰、道徳といったものを生み出している。 そして、こうしたことが現実の中で、より具体的なカタチとして現れているのが、政治や社会のシステムであり、シツケやシキタリ、オキテといった文明の枠組みなのである。 すなわち、人間が生きている現実世界のすべての基になっていて、その出発点、根源となっているのが、このような自己の情緒の世界であり、また、それを意識する自意識の世界と言える。たとえば政治体制は、このような自意識の反映なのである。 |