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4、毛細血管の周辺。


肺を一気に圧縮すると、血流が急激に肺と心臓から動脈へと流れ込むと共に、圧縮された肺が静脈からの血液の流入を阻(はば)み、動脈と静脈との間の狭い毛細血管の周辺に拡がり、血液が滞留し逆流しそうになる。そして、こうしたことが何かしらの瞬発力を爆発させる直前の身体の動きなのである。

顔表面においても、血流が停止し血液が留まったような、赤く上気した顔色となる。つまり、感情的に興奮した形相となる。神経と筋肉が硬直し、集中し、緊張し、息が止まっている。同時に、興奮した心臓から盛んに血液が送られる共に、圧縮したままの肺が血液の心臓への帰還を阻み、血液が身体表面の毛細血管で滞留し、そのために顔面が赤くなり、血管が浮き上がってくる。

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2019-0601-0609