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5、自己の同一性。


自分は自分であって、自分は自分にしかなれず、自分以外の者に成れないのである。そして、このような自己の同一性を失くしては、私たちは、もはや人間だとは言えないのである。

なぜなら、自分の考えを持たず、自分のタマシイを見失い、自分が誰なのか分からなくなるからである。そうやって、自分の中にあるはずの精神の自由を喪失してしまうからである。

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2019-0618-0624