index< 日誌 <av表情< 24A-95「否定の表情」p4 |
何かをしていて、相手から眼をそむける。別に何かをしている関係から、そうせざるを得ないのではなくて、また、その必要も理由もないのに顔を背(そむ)ける。つまり、逃げている、拒絶している、無視しようとしている。なるだけ視線が合わないようにしている。 なぜか? 人間にして見れば顔の正面というのが、感覚器官が最も集中しているからである。特に目がそうである。だから嫌なヤツには見られたくないのである。こちらの心理を見られて悪用される恐れがあるからである。嫌なヤツからは、なるだけ接触を絶たねばならないのである。 これはクチで話す以上に、本人の本心というのを正確に表すからである。だから都合の悪いことは、眼が合わないようにしなければならないし、視線を避けねばならない。 |