| index＜ 日誌 ＜av表情＜ 24a-98 「嫌なこと」p3 |
| また、相手が居なくても、自分自身が納得しようとするために、そうした表情や仕草をする。表情や仕草といったものが、もともとそうした現実の直接の原因とは別のものだからである。それは現実そのものとは別の、自分の中の現実に対する感じ方の現れなのである。 そうやって自分で自分に納得して、そしてそれが何らかの反射的な無意識の仕草となって出てきているのである。それは、このような自分に対する証明となっているのである。または、それをもって自分の証明にしようとしているのである。そして、これが自己の同一性と自意識の現実のカタチになっているのである。 |