index< 日誌 <p変異< 24b-06変異・「始めと終わり」p7 |
自分の中にある得体の知れない未知の世界。そしてこれが自分自身の潜在的な無限の可能性ともなっている。しかし、現実の世界は移り変わる。同じ現実などというのは、どこにも存在しないのである。現実にあるものは、何もかもがすべて別々のものなのである。 ということは、それに適う生き方と考え方、そしてまた、自己の内部の生理の作用といったものが求められるのである。それは自分で探さねばならないものなのである。 それは自分で馴れ、学習し、変化し、自分で適応して行かねばならないのである。すなわち、現実というのが変わる以上、始めから完成された遺伝の設計図など無いということである。 |