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偶然と自然の成り行きによって、何かしらの仕草や行動のパターンが始まって、そしてそれが現実に有効であってもなかっても、それがたびたび繰り返されると、それ自体が当初の意図や目的とは無関係に、それ自体が新たな機能や目的を獲得する。 そして、これを意識しようとしないとに関係なく、それがたとえ予期しないものであっても、現実に何らかの新たな効果を出し続けることによって、それが主な目的になって行く。 あるいはまた、効果など無くても、そうした行為自体が自分にとっての象徴的な意味となっていて、そしてそれなしには自分自身が納得できなくなっているのである。その当初の効果とは無関係に、それが自分にとってなくてはならないものになっているのである。 |