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宗教とは、信仰とも言われているが、要するに、自分たちが「信じるもの」のことである。また、そうしたどこかに共通点がないことには、お互いの接点といったものが見つからないのである。 しかし、そうした「信じるもの」が人々の中で失われるとか、もしくは、それがもともと無いとすれば、人間はどうやって繋がっているのだろうか。信じるものがないとすれば、人間が繋がる「理由」といったものが見つからないのである。 人間関係というのが成り立たないのである。だから、人々が繋がり交流し、交感し合うということは、そうした何かを信じているということが、もともとどこかにあって、また、それが前提になっているのである。 |