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5、変異。

「相似」の場合、
それが現実に現われた姿カタチは同じであっても、それを生み出した「種」そのものは全くべつのものであって、それが全く異なる歴史的経過をたどって結果的にそうなったのである。外見の表面上は同じでも中身は全く別のものなのである。(⇒これが「相似」)

見えるカタチは同じでも、それを動かしている原因や目的、動機やそれを構成している内的なシステムや要素といったものは、まったく別のものなのである。

あるいはまた、これらとは全く反対の場合もある。見える機能や役割が全く別のものであるにも係わらず、その由来と基本構造が同じである場合があるのである。この場合、生態系内での立場と立ち位置といったものが、同一の種に、異なる役割と機能を求めたのである。そして、自らこれに答える他なかったのである。(⇒「相同」)

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2018-0825-0902