index< 日誌 < ai原理 < 24b-92遺伝と適応D 「無意識の世界」p5 |
自分のことなのに自分でもわからず、知りようもなく、知ることも出来ず、理解もできない。そうした自分の中にある潜在的で無意識の、意識が届かない世界。とらえどころもなく、ワケもわからず得体の知れない、そうした無限の拡がりと可能性を持つ世界、または底なしの暗闇の世界。 いまだカタチにならず、ワケもわからないがゆえに、またそうした自分であるがゆえに、自分には何でも出来る、そうした無限の可能性を持った存在のように思えてくる。実際その通りで、いまだ現実のカタチに成っていないがゆえに、これからそれを自分で探して、決めて、定めて行かねばならないのである。 このような無意識の、潜在的な無限の可能性が拡がる世界。これが現実の自分の意識が出てきた場所であり、源泉であり、その基になった素肌、母胎となった世界そのものなのである。 |