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コネと談合と根回しと言っても、それ自体が、要するに地元の者、昔からその部署にいる者、あるいは近隣の有力者、すなわちケイサツ、病院、役場、自治会、学校、会社などに知り合いとコネがある人間のことである。 うわさはそこから広がるし、それに逆らって生きて行けないのである。これが人間関係であって、この世界を生きる者の絆(きずな)なのである。要するに、これが「自分たち」なのである。 従ってまた、この「自分たち」でない者はコネと根回しにあやかれないし、むしろ「よそ者」として排除される。このような世界で公平に扱われることもないし、そしてまた、逆らったり、反対したり出来ないように出来ている。 |