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1、無条件反射。

同じ環境と条件の下で、同じ生理の作用が数千数万年にわ渡って繰り返さる。始めは、特殊で例外的な営みとして始まった、こうした生理や肉体の営みの特殊性といったものが、数千数万年に及ぶ繰り返しの中で常態化し、定着し、固定する。そうして自分にとって、それが、なくてはならない自己の存在の条件となる。

始めは単に生理の動きの変化、あるいはその仕方や方法の違いに過ぎなかったものが、数千年に及ぶ繰り返しの中で、それを動かしている肉体の物理的形状や仕組みそのものを変えて行く。

このようにし条件反射が限りなく無条件反射に近づいてゆく。同時にまた、それなくしては、自己の存在そのものが成り立たなくなる。

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2018-0913-0915