index< 日誌 < av表情< 24c-44「筋肉の収縮と弛緩」 |
筋肉の「収縮」自体は有為的で行動的なのである。だからまた、積極的で自発的な肉体の動きである。つまり、快活である。 筋肉の「弛緩」は収縮とは反対で、筋肉が活動を放棄してサボっている状態である。従ってそれは、あきらめ、無為的、沈潜的、潜在的、自己放棄的なのである。たとえそれを意識していてもそうなのである。つまり、沈鬱である。 すなわち筋肉の弛緩とは、何かを為さんとする以前の、何もないデフォルトの状態である。筋肉という生理の働き自体が、収縮という一方向にしか作用しないのであって、、これが伸びて弛緩したままがデフォルトなのであって、すなわち、「何もしない」というのが普通の弛緩した状態なのである。 |