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「続、記憶の世界」

私たち人間が生きている。そうした体験の現実とのかかわり方、そしてそれの自分の内部での感じ方や生理の作用といったもの。

そうした自分の肉体の中での体験といったものが、何かしらの意味を持ってくるのは、そして持ち得るのは、それが時間の流れの中においてであって、そしてこれを私たちは記憶と言っているのである。

そうした自分の中での記憶の世界、たとえそれが無意識であっても、それでもって私たちは、自分が生きている現実の世界を理解しているのである。現実というのを知り、理解し、意識しているのである。

言い換えると、それは自分自身の中にある感じ方の世界であって、それは外の現実世界を通して、自分自身の内面の世界を見ているのである。

それは自分にとっての、自分自身の感じ方の意味を見ているのである。そしてこれが私たちにとっての、そしてまた、自分自身にとっての記憶の世界なのである。

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2018-0923-1002