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7、自由

そしてそこからまた、支配者から自己の身体を保全し守る権利、さらに移動と通信の権利、また、教育の機会均等、自己の人格の表現としての婚姻や職業選択の自由などの概念が生み出されたのである。それは個人の精神の自由がもたらした概念なのである。

そして、それらすべての根源にあるのは自己の精神の自由であり、この精神の領域と境界線の保全という必要から生み出され、そして意識されて来たものなのである。

従って、このような人権の概念は、東アジア儒教世界においては最も縁のない世界であって、また、この「縁がない」というところから、この東アジア世界が始めて理解されてくるのである。

戻る。              続く。

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2018-0923-1002