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「迷信」

科学が合理的根拠に基づくものだとすれば、この「理性」自体が最も疑わしいのである。あるいはまた、理性や科学では説明出来ない、異常な程の高い確率で起こる偶然の重なりといったものも、やはり科学では説明できないのである。

例えば、東洋医学自体は何一つ科学的根拠のないものなのであるが、ただ大昔からの経験上の蓋然性(確率)から、そのように信じられ伝えられて来たのなのである。その意味では、科学よりも確かで証明力のあるものなのである。

あるいはまた、古戦場跡などで永く伝えられる、幻覚や幻聴などもそうである。確かに戦時中の南方戦線では、そうした言い伝えが数多く残されている。

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2018-1002-1022