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たとえば、暗い所から明るい所へ。狭い所か開けたところへ。何もないモノトーンの世界からカラーの世界へ。夜から昼へ。あるいは落ちて行くよりも昇るということ。狭く深い谷間から出口を求めて、開けた明るい場所を求めて望むといった場合がそうである。 何も意識していないのに、自分でも知らぬ間にそうした方向へと身体が動いている。つまり、ひとことで言うと、こうしたことは自分自身の肉体が、無意識の内にそうしているのである。 自分の肉体と感覚を圧迫し拘束している所から離れて、もっと自由に活動しやすい場所へと、無意識の内に動き出しているのである。 |