index< 日誌 < av表情 < 24c-87「ふるえ」p2 |
「震え」はパニクっているのである。セッパ詰まった緊急の事態が差し迫った行動を要求しているのであるが、しかし、どうしたら良いのか分からず、どうしようもなく、どうにもならずにいるのである。 そうした状況の中で行動と動きを停止したまま、高揚と沈鬱の間で行ったり来たりしているのである。この行動と停止、爆発とその停止が反復継続されている。そして、これが肉体表面の小刻みの「震え」となって現れているのである。 これはまたある意味で、自分にとっての日常と常識の破壊として現れている。日常の常識では対処できない状況なのである。 |