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5、上下の関係。

日本全体が、このような上下の身分的なケイレツ関係で成り立っている。つまり、誰もがどこかで繋がっているのである。これは日本という社会のシステムなのである。

このような世界で、学校と企業そして政府が模範としてきたのは、要約すると、「偉い人の言うことをよく聞いて、周りに合せなさい」ということである。

翻訳すると、
自分の考えと自分の意志を持ってはならない、ということである。自分で自分を意識してはならない、ということである。自分の人格や個性は自分で意識するものではなくて、だれか「偉い人」から与えられるものだ、ということである。

従って、それは権威に対する盲目的従順性と、群れて媚びて迎合するだけが取柄の、他人にすがって生きるだけの、奴隷のような情けない人間が模範とされて来たのである。

そしてまた、そのための信仰や宗教が政府や学者によって歪曲され利用されてきたのである。

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2018-1029-1010