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4、自律する精神。

自分の中で自律した意志というのが存在しないのである。自分の意思など必要がないのである。そんなものは、この世界で生きて行く上で「お荷物」でしかないのである。

しかし、「逆らえない立場」の者は、苦痛と苦悩の中でそれを忍んで生きて行かねばならない。イヤでも自分の考えというのを持たざるを得ないし、それが自分にも自覚されてくるのである。

現実のシステムとは違う自分というのを意識させられるのである。自分は自分であり、自分しかなく、自分は自分で生きて行くしかないというのを、思い知らされるのである。つまり、言い換えると、差別は自律した自己の精神とその自由を獲得するのである。

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2018-1029-1010