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無意識の内にそれを予見し象徴化し、そうした印象といったものを、何かしらの自己の無意識の衝動を呼び起こす、スイッチとして働かせているのである。このようにして、言わば自動化された条件反射として受け継がれて行くのである。そしてこれが無意識の習慣として定着して行くのである。 それは実際の感覚の感じ方というよりも、感じ方そのものの傾向やクセ、そしてその特性や個性とでもいったものなのである。このようにして感覚がパターン化されて行くのである。 始め何らかの意志の作用によってなされた行為、または感覚の刺激といったものが、いつの間にかその理由や現実から切り離されて、忘れられ、そうして何らかの印象のカケラや象徴としてのみ残り続けているのである。 |