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しかしまた、こうした表情自体も、それを生み出し創り出しているのは、自分自身の肉体と骨格の構造から来ているのであって、また、それによって規定され、そこから方向づけられて作用し生み出されているのであって、そうした意味では、こうした表情自体も自分自身の肉体の必然の産物なのである。 顔の表情自体は、肉体内部の生理作用の結果である。感情の抑鬱と高揚とその起伏に応じて、肉体の内と外でそのための動きの準備をしているのである。あるいは行為を伴わない抑鬱であっても、それは行動を停止し、それを最小限に抑えるために肉体内部でバランスをとっているのである。 |