index< 日誌 < ai原理< 24d-68遺伝と適応 「時間」p7 |
要するに遺伝というのを、非常に短い歴史的瞬間に限定して見ると、これが適応なのであって、そしてまた反対に適応といったものを、非常に長い歴史的期間で見ると、これを遺伝と言っているのである。 最初、偶然の馴れに過ぎなかったものが習性と習慣となり、生理と神経作用の傾向の特徴となり、そしてこれが生存の様式の他と区別される固有の特性となったのである。 そしてこれが身体上の特殊なカタチとして、肉体の構造と物理的空間的なカタチとして反映され固定したのが遺伝なのである。 |