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これは実際に自分にして見れば、自分を知り確かめるというのは、これしかなく、そしてまさしくそれが自分自身の肉体なのである。そしてこれが自分にとっての現実なのである。自分と世界との係わり方なのである。 そしてそうしたことが時間の流れの中で、すなわち歴史の中で見えてくるのである。そうして始めてに自分にとっての肉体というのが意味を持ってくるのである。そしてまた、そうした歴史が自分にとっての肉体の意味なのである。 これが自分が生きている現実の意味であって、そうして自分というのが意味をもつのであって、そしてこれが自分の意味なのである。そうして自分を見つめ、確かめ、そして納得しているのである。 |