index< 日誌 < u列島 < 24d-90おもてなしB 「続、自分たち」p6


4、集団の意志。

イジメは、どうあがいても職場を辞めて行くしかないように強要される。これは日本の文化なのである。潜在的な共有意識であり、自意識なのである。生活の様式であり、存在のカタチなのである。

事実とは全く違う人身的で個人的な誹謗中傷が、公然とでっち上げられ、捏造され、そして広められ一般化される。こうしたイジメと後ろ指に誰もが一致団結する。群れて媚びて迎合する。

相手が逆らえない立場の者であることを見込んでの集団的強要である。これが自分たちであり、「自分たち」の世界なのである。よそ者がまぎれ込んできては困るのである。そしてこれがシツケであり、そのための集団的暴行なのである。

一対一の対等の立場では絶対に勝てないから、集団でするのである。自分に正当性も理由もないから集団でやらざるを得ないのである。どの文明でも、時代でも、地域でも、これは万国共通の現象である。

戻る。             続く。


index< 日誌 < u列島 < 24d-90おもてなしB 「続、自分たち」p6
2019-1129-1209