index< 日誌 < ai原理< 24E-04遺伝と適応・「続、条件」p3 |
目的を持った行為といったもの。そうした身体の動きといったものを際限なく分解していって、たとえば手や足や目、クチなどの動き。さらに骨格各部分の連携や、その統制された姿勢やポーズといったもの。そしてその瞬間的な動きといったものもそうである。 そうした連続する動作を際限なく分解していって、瞬間的な0.01秒程度の動きにまで分解して行くと、それは生物学的な反射による作用である。そして、そうした細胞レベルの最小の際限のない細かな動きの中に、意志による制御など考えられないのである。 それは意思によるコントロールが不可能な領域である。そうだとすると、これはやはり生物学的な反射による作用の動きであって、それはそのままで、持って生まれ出てきた自己の、身体の構造や特徴に支配されたものである。 |