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3、肉体の表明。

自分の意識が、自分の肉体を感じている。そして自分の肉体が自分の意識を無視して、嫌が上にも意識とは関係なく、そして意識に反してさえ自らを現わしてくる。

この肉体とは、すなわち、自分自身の種のカタチなのである。自分がこの世に生まれ出た後のことを含めて、それ以前の数万年に渡る「種」としての歴史の結果なのである。何よりも自分の肉体そのものが、そうなのである。

そしてまた、その範囲においてのみ人間は人間たり得るのである。そして自分自身の肉体がこれを表明しているのである。

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2020-0123-0225