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6、生活様式。

もちろん、これは民族や国民、宗教についてもそのまま言えることである。また家族や血縁の絆(きずな)とその人間関係についても、そうである。それらはいずれも歴史的に変遷してきたものなのである。

概念的にも、また実際の人間関係においても、やはりそうなのである。それはまた、自分の中にも現実に生きていて、古い感覚と新しい感覚が対立しながら共存しているのである。

そしてこれが自分の現実の肉体にそのまま現れている。身体の物的形質がそうであるし、生活の様式がそうであるし、思考と行動のパターンがまたそうなのである。現在を生きている自分は、こうした古い自分の結果なのである。

またこのような古い自分と新しい自分との対話が自分を意識させているのである。そしてそれはまた、環境という外的条件が導く傾向であり、その方向性なのである。

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2020-0210-0215