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3、色。

しかし人間というのは、いま実際に見えるものだけでなく、実際には見えないものまでも見ようとするし、感じ取ろうともする。見えるものから、見えない何かを知り探し出そうとするのである。

見える物の世界から、その中に潜む隠れた観念の世界を探り当てようとしているのである。そうした観念と空想の世界で現実を見ているのである。そしてそれが目の中の光の色に現れているのである。

このようにして、本人の無意識の世界をもっともよく映し出しているのが、目の中の色なのである。

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2020-0225-0306