index< 日誌 < av2表情 < 24E-52「うづくまる」 |
誰だって自信がないとき、避けたいとき、かかわりたくないとき、逃げたいとき、そうした場合は肩をすくめ、身をかがめて、なるべく自分が目立たないようにする。 また、決して視線が合わないように目をそらす。うつむき、相手と決して視線が合わないようにする。周りにだれかいるときは、その陰に隠れるか、みんなの中に潜り込んでなるだけ目立たないようにする。 要は、係わりたくないのである。自分は、あくまでも当事者でありたくないのである。そしてこうしたことが、何かについて自信がないときや避けたいときにするポーズなのである。 顔がうつ向き、身をかがめて肩をすくめると、本人の正面といったものがほとんど隠れてしまう。身体の主要な感覚器官が相手から避けられている。 顔面の目やクチや鼻はもちろん、胸や手や足といったものも、正面からほとんど隠れてしまう。見えるのは本人の側面と背面がほとんどである。ちょうど寒さに耐えられずに、すくみうずくまって身を丸くしているような状態である。 |