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しかし本当は、視聴者・消費者の誰もがそれを望んでいるのであって、そうした世の中の願望と求めるものをテレビと学者は提供しているのである。捏造し、歪曲し、やらせて映し出しているのである。コネと談合と根回しの世界なのである。 そしてこれがだれにとっても分かりやすく、理解もされやすいし、そして何よりも安心安全な、誰もが平等な世界であると信じているのである。これはこの世界の誰もが望んだことなのである。 それはちょうど、かつてそうやって群れて媚びて迎合して、戦争を始めたようにである。そして戦争に負けた途端、責任の全部を自分たちが選んだ軍部の責任にして、逃げたようにである。 学校、町内会、新聞などが団結して世論を主導してきたのである。これは戦前戦中そして今日に至るまで、一貫した日本社会の特質であり文化なのである。 |