TurboCad マテリアル−「任意の平面」タブ。

・スケール。
文字通り、マッピングされるテクスチャの縮尺。拡大縮小。

・アスベクト比
縦横比の事。


・原点
マッピングする図形の参照点(中心)である。
半透明の植木、あるいは曲線に積んだレンガの天端部のマッピングに問題になる。
@植木のマッピングの場合、
テクスチャ自体の参照点は、テクスチャ画像の最も左下、
つまりテクスチャローカル座標「X:0、Y:0、」の位置だ。
ここがマッピングしたときの中心部に来る。
ということは、マッピングされた図形の中心で、
テクスチャの右下・左下・右上・左上が接することになる。これでは使えない。
テクスチャの中心と図形の中心を一致させなければならない。
だがその前にまず、「スケール」で植木画像のサイズと図形サイズとを一致させる。
(そうしないと後で再度、一致させられるハメになる。移動距離がサイズ変更と連動する)

「原点XYZ」への入力数値は、ローカル座標(つまり画像=図形)ゼロ0からの各移動距離である。

植木のマッピングは不毛です。
設定が複雑で、角度によって変形表示され、キレイでもない。影も厄介だ。
2Dのphotshopなどで編修し直したほうがはるかに早くキレイのが出来る。

A曲線積みレンガの上部のマッピング。
この場合、参照点は画像の中心点に来ている。
ということは、選択図形の参照点とはたいてい異なる。

「原点XYZ」への入力数値は、
選択図形の参照点から、画像中心点までの各XYZの距離となる。


・法線ベクトル。(法線とは、面からの直角方向を指す)
XYZの入力数値は、率直に見る方向を指している。

外部参照テクスチャを例にして、
仮に「Z。1」とするとZ1からゼロ0をみる時の、テクスチャのマッピングとなる。
「X1、Y1」とすると、それぞれの方向から見える、マッピングとなる。
テクスチャの縦横比もそれぞれ合っている

「X1、Y1、Z1」とすると、
なぜか3面それぞれ異なるマッピングになる。縦横比、角度共に異なっている。

〜この例の「任意の平面」を「時同軸」に変更して見ると、
XYZ各3面共に、角度・サイズ共に、それぞれの方向から正常に表示されている。

・「上向き」
意味不明。わからない。ただ「法線ベクトル」と連動していることは確かだ。







線とは、上下または左右に隣り合う頂点を結ぶ細長い領域のことを稜線と呼ぶ。

稜線とは山脈を構成する山々の頂を繋いだ線状の領域を示す言葉だ。

法線ベクトルとは?

法線ベクトルとは、ある面に対して垂直なベクトルのことを指します。