――イメージをカタチに――
index(索引)concept(概念)ルネサンスへ2013-1018-1



誤解 @ 実力。



専門家になれない、というのは実力がないからだ。
その証拠に、だれも認めないではないか。
というのは、おろかな誤解である。
ビジネスの世界では、実力は不要である。それは、
関係のない、ジャマで不可解な存在でしかない。
少なくとも、日本のシステムではそうだ。
人間は実力以前に、
システムの世界を生きているのである。だから、
それは厄介の種、わざわいの種でしかないのである。

真の実力は、ないほうがよい。
というより、あってはならないのである。
これは鉄則である。それは、社内の上司とか、
社外の元請の敵となる存在である。
だから、芽の小さなうちに、徹底的に排除される。
このようなシステムにあっては、
真の実力は、あってはならない存在なのである。

必要なのは、コネ(権威)と談合(協調)である。
これ以外の原理を持ち込んではならないのである。
世の中の秩序と、安定した生活というものを破壊する、
災いの種でしかないのである。
 戻る。                   続く。

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