――イメージをカタチに――
index(索引)concept(概念)ルネサンスへ2013-1018-2



誤解 A 自意識。



これが日本の原理なのであって、
社会と現実社会の、そして、
自分にとっての理由なのである。
それが、自分にとっての暮らしと生き方の現実であり、
根本原理であり、存在の理由なのである。
自分たちの頭の中で意識される、
現実世界のすがたなのである。

つまり、それが自分たちにとっての自意識となっていて、
自分自身の同一性(アイデンティティー)を
確かめる場面となっているのである。
それがまた、自分たちにとっての、
自己認識の舞台となっているのである。
だからこの、アイデンティティーを確かめるというのが、
優先されるのであって、その外にある原理は、
意識されることがないし、また、
意識してはならないのである。

それを意識するということは、
自分自身と現実のあり方に、
疑いを抱くということなのである。
そして、それは同時に現実の世界と、
その秩序と規則に疑惑を抱くことに直結する。
だから、考えてはならないのである。
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