――イメージをカタチに――
index(索引)concept(概念)ルネサンスへ2013-1018-3


誤解 B カースト。


何も考えずに、上(権威)から決められたことを、
死に物狂いになって、
ただそれだけをこなす人間だけが、
もっともありがたがられるし、出世もするのである。
そうやって社会が安定するし、争いもなくなり、
暮らしもよくなるのである。

しかし、こうした社会は、
外から客観的にながめてみると、
カースト制度そのものではないか。
なんら発展の原理も、変化の理由も持たず、
永遠に固定したままで、
あらゆる人間性を押し殺すことによって、
秩序が成り立ち、維持される社会である。

だからやはり、本当の意味での「実力」とは、
こうした社会システムと対立し、
それを破壊するものでしかないのである。
それは、社会に新たな理由と、
それまでとは異質な原理の登場を意味している。
その当事者とは、つまり、
私たちしかいないのである。

 戻る。                     お終い。

index(索引)concept(概念)ルネサンスへ 

考え方    ――イメージをカタチに――    ルネッサンス
index(索引)  作品   外構例   造園例   デザイン例   問合せ   更新