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〜3、わかり合える。
その苦しみや苦痛に呼応して、いままで気づくことも知ることもなかったものたちが、現実の世界の様々なものが、いつのまにか気づかれることのないままで、それに呼応し、ひびきあい、コダマし、そしてささやき合っている。 そうやって自分たちの本当の姿(すがた)を露(あら)わにしてくる。見えるし、知ることもできるし、理解もできるし、そして確めることもできる。僕は、一人ぼっちではなかったのだ。だれもがそうであり、そしてまた、だからこそ、だれもがひびきあっているのである。ひびき合うことが出来るのである。そうやって自分を確かめ、理解し合っているのである。タマシイが交流し合っているのである。わかり合えるのである。 現実の目に見えるものを無視して、素通りして、透過して、直接につながり合っている。ボクは一人ではない。だれもがそうであり、そしてまた、だからこそ、信じあい、理解しあえるのである。おたがいを知り、見える世界を透過して、魂(タマシイ)同士がささやきあい、語り合っている。本当の自分を知り、そのタマシイ同士が交流し合っているのである。 戻る。 17目次へ |