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1、進化の結果。



生物の種類によって、おのずとその目の見え方、つまり見える範囲とその質が異なる。範囲とは波長の長短であり、質とは、それを色として感じる見え方のことである。生物によって、光の波長の見える領域が異なるということ。そしてそれが、色の違いとして感じることの出来る動物と、そうでない動物がいるということである。

人間の場合、目のセンサーは、光の明暗のみを感じる「白黒」センサーと、青・緑・赤のそれぞれに特化した三種の「色」センサーに分かれている。明暗と三種の色、合計四種のセンサーで光を感じているのである。これが、目が映像として感じることの出来る仕組みである。そして、その特性、深度、傾向などといったものは、当然、生物の種類によって異なってくる。それは、ひとことで言えば、生きてゆく必要からそうなったもので、変異の結果とも言えるものである。

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