index < 日誌 < v夢の中< 「意味」p4 |
それがはたして何なのか、自分でもわからないのであるが、自分が予感し暗示したものが、そのままカタチとなって現れてくるのである。自分自身が無意識のうちに、それを求め、誘い、そしてまた、どこかでそれを望みもしているのである。自分自身のうちにもともとあって眠っていた、指向性みたいなものである。それがめざめようとするのである。 もちろん、なぜそうなるのか、自分でもわからない。ただそれが否応なく自分を無視して、自分を貫いて、自分の中から出てくるのである。理由とかワケなどといったことは、まったくどうでもよくて、必要が無いのである。ただただそれが、抑えようのない衝動として、一気に噴出してくるのである。 自分でも、どうにもならないのである。どこかで蓄積されてきて、たまりにたまっていった、わけのわからないものが、何かの弾みで一気にあふれ出てくるのである。 |