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それは、自分の心の中にあったものが、すがたカタチとなって出てきたものである。ぼんやりした薄い灰色のまだら模様のなかから。それは、目の中の世界である。 背景となっているマダラ模様がきしみ、白いシルエットが裂けていって、歪んだ線となり、そしてそれが広がっていって、まわりをのみこみ、変色し、浸食しながら「面」となる。(拡大する線) あるいは、閉じた目の中の薄暗い闇の世界に見える、歪んだまだら模様の、白いシルエットの線が集まって、つながりあって、閉じていって、そしてその中が異なる世界の「面」として、なにかの表面として見えてくる場合である。(つながる線) 上記のことを、もう一度整理すると、歪んだ空間のなかで、 A)、<拡大する線> 線自体が膨らみ拡大していって、 まわりを呑み込みながら「面」となる場合。 B)、<つながる線> 裂けて歪んだ複数の線が集まって、それらが つながって閉じていって、「面」となる場合。 上の2通りが、目の中でのイメージの現れ方である。 |