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1、感覚。



古代エジプトの半獣半人間像、スフィンクス等など。

直感というのが、言葉とか、そのイメージとしてではなく、感覚の直感としてそのまま捉(とら)えれられている。そしてそこから、抽象化されたイメージや思考にまで進むといったことがない。直感というのが、自分でも訳のわからない直感のままの謎として、そのまま捉えられて表現される。古代エジプトのスフィンクスや半獣半人間像がそうである。

なんらかの事情で、直感というのをコトバで表現できずにいるにである。にもかかわらず、それに自分が苦しめられ、追い立てられ、さいなまれる。自分をとらえて離さず、自分がそれに支配される。だから、それが何なのかというのを、なんらかのカタチで表現しなければならないのである。なのにそれが、コトバとかイメージで表現できずにいるのである。自分でもそれが何のかわからずに、ただ苦しみ続けているのである。そうだとすると、それはそのままで、ありのままの謎(なぞ)として表現するしかないのである。


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