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2、喪失。



それは、まぶしさの光源といったものが、たいてい太陽であって、太陽の光の色が白いからである。シロ色とは、すべての色を含む色なのである。もちろん、朝夕の太陽は黄か赤であるが、それはマブしくないのである。まぶしいのは、やはりシロ色なのである。ホントはシロより黄色がまぶしいのであるが、強い黄色の光源はほとんどないので、やはり「シロ色」がもっともまぶしいのである。太陽のまぶしさの色は、やはり、シロ色なのである。

すべての色を含むのがシロ色で、それよりも明るくマブしいのが黄色で、反対に暗いのが青色である。そしてそれを含み、それ以外のすべての色をも含み、混合し平均化したのがシロ色なのである。そして、このシロ色が光源のとしての太陽の色なのである。

白色とは、色を喪失した明るさだけの色なのかも知れない。純粋にまぶしさだけのものであって、「色」とは別のものなのかも知れない。


戻る。             続く。

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