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1、場面。



1: 感覚の境界面。
たとえば、空間の歪みや裂け目。しかし、こうしたことは、音とかニオイ、肉体の触れる感触についても言える。

2: 感覚の境界の外。
未知のものとして感じられる。

3: 肉体の記憶。
自分の肉体の内部から、見えたり聞こえたりする場合。
自分のなかにある、感覚と意識が届かない世界。意識の記憶のなかでは、すでに失われているのであるが、肉体のカタチと生理の中で、それがまだ何かの痕跡として残っている場合。

4: 直感・暗示・象徴などとして見えてくる場合。
あるいは、感覚の無意識の直感や予感として感じられる場合。

5: 情緒が自然の流れに反する場合。
また、そうした情緒の切断されたところ。断絶した空白部分。谷底。どこかおかしく白々しい、異和感がする。まやかし、偽りの気がする。そうした場合である。


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