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1、種の必然性。



必然性とはバランス(調和)であり、バランスされないものは消えてゆく。残らないし、保存されない。群れや集団、生態系やシステムにとって必要なもの、不可欠なものが残り、保存され、そうでないものは消えてゆく。そうやってシステムが、システムとして維持され続いてゆく。

これがシステムの営みであって、その成り立ちの必然のすがたである。それは、なくてはならないもの、必要不可欠なものであって、だからこそ、システムとして存在し得たし、存在し続けることが出来たのである。そして今も存在しているのである。

なくてはならない必要不可欠の存在、それがつまり「必然性」なのである。そして、その中の個々の「種」を必然の存在にしているのが、全体としてのバランス(調和)なのである。

全体の中の一つの歯車として機能しているのである。だからこそ、それが生き残り、機能し続けるのである。全体としてのバランスの必要から、それが求められ、維持され、機能し続けるのである。そうやって、それが「種」として保存され残ってゆくのである。


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